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韮山城(静岡県)

韮山城の感想 伊勢新九郎盛時(北条早雲)が備中から京~駿河を経て駿東の興国寺城を今川氏親から与えられ、初めての城持ちとなった興国寺城から約20㎞の場所に居城を移します。その城が『韮山城』です!今になれば興国寺城も韮山城もたいした距離ではないのですが、当時は伊豆に権力を振るう『堀越公方』の館近く(約1.8㎞)に韮山城を築くことを考えれば、当初から堀越公方を次のターゲットにしていたことがわかるのと、後 […]

小田原城(神奈川県)

小田原城の感想 北条五代のお城といえば小田原城ということで小田原城へ行ってきました。 小田原城は初代の北条早雲(そううん)が大森氏を倒し手中に収めたお城です。小田原駅のロータリーにも北条早雲公の銅像があります。北条早雲は北条五代で話す場合は使われる名前ですが、この方ものすごい呼び名が多く存命の頃は北条とは名乗っておらず「伊勢宗瑞(そうずい)、伊勢盛時(もりとき)、伊勢新九郎(しんくろう)」などと呼 […]

興国時城(静岡県)

興国寺城の感想 伊勢新九郎盛時(北条早雲)が自分の姉が嫁いでいた今川家の家督争いを治め、当主となった今川氏親よりこの『興国寺城』がある駿東(富士郡下方十二郷)を与えられて入城したと言われています。名前が『興国寺』といわれているので元々はお寺だったんかも知れませんね?この辺の地名は『根方』って言うらしく『根方街道』があることから交通の要衝だったんではないかと思います。伊勢新九郎(北条早雲)さんもちゃ […]

神辺城(広島県)

神辺城の感想 南北朝時代から江戸時代初期まで存在し備後国の中心であったと思われる『神辺(かんなべ)城』です。黄葉山に築かれた城で神辺平野を見渡せ、神辺平野に点在するように他にも名もない城がたくさん点在しています。ただ、近年は研究が進み現在では神辺城も備後国に於ける政治の中心からは外れた存在であったと言われるようになっています。私が心から愛する毛利元就の数多くの本を読んでいても必ず出てくる山城で、山 […]

田丸城(三重県)

田丸城の感想 田丸城です!南北朝時代に伊勢近辺に勢力を誇った北畠親房と北畠顕信によって築かれた平山城です。北畠氏の系列である田丸直昌は織田信長の侵攻に伴い、北畠具教(とものり)の養子になっていた信長の次男織田信雄(のぶかつ)に譲って信雄が田丸城に入城しました。田丸城は信雄の居城として1575年に改築され、三層の天守を備えた大規模なお城に生まれ変わり、織田氏の伊勢支配の中心拠点となりました。1584 […]

備中高松城(岡山県)

備中高松城の感想 高松城とはありますが、現在の岡山県に存在する備中高松城(四国ではありません!)です。備中高松城は豊臣秀吉(若しくは黒田官兵衛)の代名詞にもなった『水攻め』で攻め滅ぼされた城で、その後、小田原征伐の時に秀吉の側近、石田三成が北条方の成田氏が守る忍城を備中高松城と同様に水攻めを行い大失敗し、小田原征伐で唯一北条方のお城を落とせなかった城として、石田三成の戦下手のレッテルが張られるぐら […]

新高山城(広島県)

新高山城の感想 新高山城です!新高山城は小早川隆景がもともと小早川(沼田小早川)の居城であった高山城から、新たに築城し居城を移した城です。因みに・・・皆さんは『しんたかやまじょう』とお読みと思いますが、正確には『にいたかやまじょう』が正しい城名の様ですね!名将、小早川隆景が高山城から沼田川を挟んで向かい側に堅固な山城を築いたのは、当時、瀬戸内海の海賊の力が凄かったので安全のために海から少し離したの […]

滝山城(東京都)

滝山城の感想 八王子城から約10㎞・・・北条氏照が拡張した滝山城です!拡張って・・・なぜかというと、滝山城はもともと山内上杉家の重臣、武蔵国守護代の大石定重が築いたとされています。1546年に北条氏康があの日本三大奇襲といわれる『河越城の夜戦』を仕掛け見事大勝利!!!扇谷上杉氏を滅ぼし、山内上杉氏を武蔵から勢力を排除したため、大石定重は北条氏康の軍門に降ります。大石定重の後を継いだ大石定久は北条氏 […]

八王子城(東京都)

八王子城の感想 関東での屈指の山城である『八王子城』です。関東制覇を目論む北条(後北条)氏が小田原城の支城とした築いた城で、築城は北条氏照(北条氏康の三男)といわれており、そうとう思いを込めてこの壮大な山城を築城したと思われます。北条氏照は当初、有力豪族であった由井領主の大石氏の娘を娶り養子として入り、北条氏ではなく大石氏を名乗っていたこともあり、この地域は武田からの侵略を防ぐため重要な役割を氏康 […]

能島城(愛媛県)

能島城の感想 皆さんは勿論『村上水軍』はご存じですよねぇ~戦国時代、今のしまなみ海道沿いの島々を根城とし、能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家に別れ、中国側の因島村上、四国側の来島村上のちょうど中間となる能島村上は来島村上と関係が深く(義父)、能島村上の村上武吉は来島村上同様に伊予の国の河野氏とも関係が深かった。 その能島村上の当主村上武吉の居城といわれたのが、この『能島城』です!!!(城全体 […]

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