CATEGORY 奈良時代〜平安時代

主に奈良時代〜平安時代の記事のものをまとめています。

新羅三郎義光公御菩堤所・源義光(山梨県)

新羅三郎義光公御菩堤所の感想 『新羅三郎義光公御菩堤所』は1127年、甲斐源氏の始祖である新羅三郎義光(源義光公)の菩提を弔うためにその子義清によって創立された菩提寺です。当初は天台宗のお寺で高根町にあったようですが、1430年に現在地に移転し曹洞宗に改宗したようです。現在の場所を説明すると中央自動車道須玉バイパスから国道141号を清里方面に上ってすぐ左側に見えます。甲斐武田氏のスタートとなった […]

若神子城(山梨県)

若神子城の感想 若神子城へ行ってきました。この周辺は武田氏発祥の地とも言われている地域で、武田氏の祖と言われる、源義光(新羅三郎義光)が築いたと言われているお城が若神子城になります。武田氏の流れとしては、源義光→2代目源義清→3代目源清光の時に逸見氏(へみ)を名乗ります。→4代目信義になり、武田神社で元服し武田信義を名乗るようになり武田氏が成立します。若神子城は棒道と佐久往還が分岐する要地で、信濃 […]

鬼ヶ城/鬼ヶ城本城(三重県)

鬼ヶ城の感想 鬼ヶ城に遺構は無いと思って訪問してしまい後になって鬼ヶ城本城に遺構があることを知りました。世界遺産や国の史跡になっていることもあり、事実というより伝説的な話のお城だと勘違いしてました。普通に鬼ヶ城を検索すると坂上田村麻呂が海賊を倒した御伽話のような話しか出てこなかったので有馬和泉守忠親が隠居城として鬼ヶ城本城を築いていたことを後日知りました。次回は松本峠から鬼ヶ城本城に登るようにしま […]

鵜殿城(三重県)

鵜殿城の感想 鵜殿城へ行って来ました。正直、鵜殿氏知りませんでした。鵜殿城はもう一人のいるかもの記事を書いているライターポンタさんに新宮城へ行くと言ったら鵜殿氏っていう海賊の城があったと思うから行ってみたら。と言われて知りました。調べてみると鵜殿氏は江戸幕府の旗本や鳥取藩の家老などになっている家系。その鵜殿氏の発祥の地が紀伊の新宮鵜殿になるようです。現在は鵜殿は三重県紀宝町になり新宮ではなくなって […]

大廻小廻山城(岡山県)

大廻小廻山城の感想 『大廻小廻山城→おおさこ こさこ さんじょう』と読みます(^▽^) 先日、宇喜多氏を訪ねて備中国の城攻めをしていた時に発見しました!私の職場の同僚に『小廻(こさこ)』さんって方がいて、すごく興味と縁を感じ探し当てました。小廻さんに城を見つけたとご連絡すると『祖父がそのあたりの出身ですよ』って聞かされて、驚きと感動がありました。何かしら関係があったのかもしれませんね!  大廻小廻 […]

大庭城(神奈川県)

大庭城の感想 大庭城は訪れたい城のひとつでした((´∀`)) 大庭城は古くは平安時代に桓武平氏の流れを組む鎌倉景正によって築かれた(当時は館みたいなものだと思いますが)とされ、後にこの地の名をとって大庭氏と名乗り、築城は大庭景親の父である景宗によって築かれた城らしいです。大庭景親の時代には相模国の大物となっており、平清盛の信頼もとても厚かったようです。 伊東祐親と共に大庭景親も源頼朝の監視役だった […]

早川城(神奈川県)

早川城の感想 早川城は現在の神奈川県綾瀬市にある城です。 早川城は鎌倉時代に活躍した渋谷氏が築城したといわれており、渋谷重国の時に源頼朝の家臣である御家人となり早川城一帯の地域を統率していたと思われます。その後、息子の高重が跡を継ぎますが1213年(建暦3年)に和田義盛が起こした反乱『和田合戦』の際に、渋谷高重は和田義盛に組したため討たれてしまいます。 他の渋谷一族は許され宝治合戦の際には多くの軍 […]

相馬中村城/中村城/馬陵城(福島県)

相馬中村城の感想 相馬中村城です。戦国時代から江戸時代にかけて相馬氏の居城として長く続き、中村藩の中心的役割を果たしていました。その頃は馬陵城(ばりょうじょう)と呼ばれており、その頃から馬を連想させるお城だったんですね。 南北朝時代に中村氏によって築かれた(当時は館かな?)とされており、小高城の相馬盛胤が勢力を拡大させると、次男の隆胤が相馬中村城に入城した様です。伊達氏や田村氏との南陸奥での戦いが […]

三条城/三条島ノ城/三条嶋城(新潟県)

三条城の感想 三条城は平城だったと思われ、海城っていうのはよく聞きますが、ここは川(河)城だったのかもしれませんね・・・信濃川など大きな川が流れていますから、例えば川の中州にあった城とか・・・だからこんな感じで何も残らずに碑のようなものだけがあるのかも知れません。 まぁ~簡単に言えば全然わかりませーん( ノД`)シクシク… 碑は信濃川沿いにありますが、この辺は信濃川・五十嵐川・中ノ口川に挟まれた大 […]

狩野城(静岡県)

狩野城の感想 伊豆の内陸寄りにある城『狩野(かの)城』って言います。またの名前を『柿木ノ(かきぎの)城』とも言いますねぇ~狩野一族に興味を持ったのは、冨樫倫太郎さんが書いていた『北条早雲』っていう歴史小説を読んでから、伊豆公方『茶々丸』を支えながら徹底的に北条早雲に抵抗する姿が描かれてあり、勝手に『ガッツがあるじゃん!』って思って記憶に残っていました。 その時に描かれていた武将は『狩野道一』という […]