空堀

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白井城(群馬県)

白井城の感想 白井城は群馬県渋川にある城で、山内上杉氏の家宰であった長尾景仲が築いた城と言われ、この長尾景仲は「関東不双の案者(知恵者)」と称され、孫には北条早雲と同じく下剋上の雄のひとり長尾景春や、外孫には名将太田道灌がいるなど、なかなかの人物であったようです。 白井城は利根川と吾妻川の合流地点に突き出すような台地に築かれた城で、東西800m・南北1200mの規模の城で、中央に本丸を構え、二の丸 […]

長井坂城(群馬県)

長井坂上の感想 何の期待もせずに・・・ただ、今の自分の中で『長井』と言うキーワードが気になってて、たまたまWebのマップで見つけたので行ってみました。 長井坂城です!群馬県の沼田市と渋川市(長井坂城はたぶん渋川にあるんだと思いますがぁ・・・)の間ぐらいにある山城です(”◇”)ゞ 誰が築城したかは不明なのですが、上杉謙信が関東に進出した際にこの長井坂城に布陣し、北条軍と沼田の […]

桑折西山城(福島県)

桑折西山城の感想 桑折西山城は、城郭考古学者の千田先生が説明されている動画を見て、行きたいと思っていた山城でした。行ってみた感想はとにかく大きい。規模の大きさに驚きました。国の指定史跡になっている面積だけで東京ドーム約6個分。高低差もあるのでもっと広く感じます。そんな桑折西山城の築城主は伊達稙宗(たねむね)で1532年に築いたお城になります。伊達稙宗は伊達政宗の曾祖父にあたり、伊達氏の本拠は米沢に […]

北条城(新潟県)

北条城の感想 北条(きたじょう)城と呼びます。北条城は上杉謙信の家臣だった北条高広の城で、その昔は鎌倉幕府時代に源頼朝の重臣だった大江広元が四男季光が相模原毛利荘を貰い毛利季光となり、季光の四男経光が越後国刈羽郡佐橋荘南条を与えられ入国したことから始まります。その南条の地に館を築き毛利経光→基光(嫡男)→時元(嫡男)と続き毛利から南条の名を語っていた様ですが、時元の時代に南条(なんじょう)から北条 […]

大森城(福島県)

大森城の感想 大森城は福島市の少し南(福島南IC付近)にある小高い丘の城です。行ったときは朝早く気晴らしに行ってみたのですが・・・・え???伊達氏とすごく所縁のある城で、しかも城主が伊達実成だった時もあるんだなんて!?勉強不足は申し訳ないのですが、行ってみて初めて知ることもめちゃめちゃありますねぇ~(〃艸〃)ムフッ 大森城がいつ築かれたのはよくわからないみたいですね~ ただ、昔から有力国人の城だっ […]

七戸城(青森県)

七戸城の感想 七戸(しちのへ)城って読みます(⌒∇⌒)七戸城はその昔は柏葉城と呼ばれており、七戸川近くの標高40mぐらいの小高い丘に築かれた平山城です。七戸城は南部政行の子、根城を築いた南部師行の弟の南部政長が築いたとされておりますが、最近の研究では三戸南部家の流れを組む南部政光が築城した城ではないかと云われているみたいですねぇ~のちに七戸南部家といわれるようになり、南部信直(田子→三戸当主)時代 […]

根城(青森県)

根城の感想 根城は南北朝時代、南朝方の武将 南部師行(もろゆき)が同じく南朝方の武将 北畠顕家が陸奥国司として義良親王を奉じて陸奥国に下向した際に国代として伴に陸奥に下向し、建武元年の1334年に『陸奥における南朝方と南部氏の根本となる城』という願いから『根城』と名付け築城して以来、領地替えまでの約300年間、八戸地方の中心として栄えました。その願い通り、根城を拠点に根城南部氏や八戸南部氏となり二 […]

本与板城(新潟県)

本与板城の感想 本与板(もとよいた)城は直江兼続で有名な直江氏の居城です。もともとは新田氏が築城したと言われており、その後は越後国守上杉氏の重臣の飯沼氏入城する。1507年に越後守護上杉房能と越後守護代長尾為景が戦った『永正の乱』で長尾為景が飯沼氏を攻め滅ぼし、長尾氏の家臣であった直江実綱(景綱)が城主となった。 本与坂城は中央に実城(本丸?)があり、西側には二の郭や三の郭、南側には二重になる南郭 […]

長浜城(静岡県)

長浜城の感想 長浜城は静岡県沼津市の伊豆方面にある長浜・重須(おもす)湊を含む西浦7カ村(重寺・三津・長浜・重須・木負・久連・平沢村)を守るために築かれた城の様であり、現在の海賊城になったのは当初伊豆を支配した北条早雲の時代ではなくて、三代目氏康・四代目氏政の時代に本格的な水軍強化のために築城された城ではないかと思います。二代目氏綱時代から本格的に戦うようになった里見氏(安房)にも対抗するように、 […]

梅戸城(三重県)

梅戸城の感想 今回は三重県いなべ市にある梅戸城に訪問してきました。梅戸城は戦国時代に梅戸高実(うめどたかざね)が築城したお城です。梅戸高実は六角高頼(ろっかくたかより)の子で養子として梅戸家に入ります。六角氏は近江の守護などを勤めた由緒ある家系です。梅戸氏は北勢四十八家の一つで北勢四十八家は伊勢の有力な国人を指す言葉で実際には53家ありました。梅戸氏は高実の息子、梅戸実秀の時代に織田信長の北伊勢侵 […]

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