増山城の感想 増山城は富山県砺波市(チューリップ祭りで有名な場所)にある山城で、越中三大山城(増山城・松倉城・森山城:共に富山県)にある堅固な山城です。 増山城の城主は神保長職で、神保氏は加賀国太田の戦いで絶望的な大敗をしてしまい、一度滅んでしまいそうになりますが、神保長職は越中大乱と云われる戦火の中で増山城と富山城を支配し勢力を拡大しますが、その後、上杉謙信からの圧力に負け徐々に衰退をはじめます […]
鬼ヶ城の感想 鬼ヶ城に遺構は無いと思って訪問してしまい後になって鬼ヶ城本城に遺構があることを知りました。世界遺産や国の史跡になっていることもあり、事実というより伝説的な話のお城だと勘違いしてました。普通に鬼ヶ城を検索すると坂上田村麻呂が海賊を倒した御伽話のような話しか出てこなかったので有馬和泉守忠親が隠居城として鬼ヶ城本城を築いていたことを後日知りました。次回は松本峠から鬼ヶ城本城に登るようにしま […]
本与板城の感想 本与板(もとよいた)城は直江兼続で有名な直江氏の居城です。もともとは新田氏が築城したと言われており、その後は越後国守上杉氏の重臣の飯沼氏入城する。1507年に越後守護上杉房能と越後守護代長尾為景が戦った『永正の乱』で長尾為景が飯沼氏を攻め滅ぼし、長尾氏の家臣であった直江実綱(景綱)が城主となった。 本与坂城は中央に実城(本丸?)があり、西側には二の郭や三の郭、南側には二重になる南郭 […]
長浜城の感想 長浜城は静岡県沼津市の伊豆方面にある長浜・重須(おもす)湊を含む西浦7カ村(重寺・三津・長浜・重須・木負・久連・平沢村)を守るために築かれた城の様であり、現在の海賊城になったのは当初伊豆を支配した北条早雲の時代ではなくて、三代目氏康・四代目氏政の時代に本格的な水軍強化のために築城された城ではないかと思います。二代目氏綱時代から本格的に戦うようになった里見氏(安房)にも対抗するように、 […]
伊勢田辺城の感想 伊勢田辺城は木造長政(こづくりながまさ)が1586年に築城したお城です。木造氏は代々織田家に仕えてきた家臣の一つで、非常に活躍した武将の一人です。織田信雄と家康VS秀吉が戦った小牧・長久手の戦い後に戸木城を廃城にしてこの田辺城に移ってきたとのことです。その際に所領も1万石ほどに加増されたようです。その後も織田秀信の家老、関ヶ原後は敵だった福島正則に仕えることとなります。敵にも必要 […]
宮本城の感想 宮本城は安房里見氏2代目の里見成義が稲村城の支城として築いたお城らしく、安房里見氏4代目の里美実堯が、5代目義豊が幼かったため里見の実権を里見氏の本拠地である稲村城で握り、里見義豊は支城であるこの宮本城に入城していました。成人した里見義豊は宮本城で挙兵し稲村城の里見実堯を攻め落とし稲村城を占領しました。しかし!!!!!!!!里見実堯の息子である里見義堯に攻め込まれて里見義豊は享年21 […]