明石城(兵庫県)

明石城の感想

JR明石駅でホームに着くともう目の前に明石城が見えるというロケーション。アクセスはとてもしやすくて見学しやすいお城でした。
明石城は小笠原忠政(忠真)が築城したお城です。1617年の築城ですので関ヶ原後のお城になります。小笠原忠政は現在の茨城県古賀市にある古河城に生まれ、長野県の松本藩(松本城)などを経て明石城に入りその後は福岡県北九州の小倉城に入るという生涯を送った大名になります。
戦国時代後の築城のお城ですが、意外と石垣も高く戦いにも強そうな作りに見えますが、戦いに重きを置くというよりも徳川政権の安定のために西の方面に対して監視をすることが主な目的として建てられたお城となります。
見どころとしては、石垣で特に石垣の角の算木積みが特徴と言われています。江戸時代に入ってから多く見られる技法で、きれいに石を整形して積み上げることで強度を上げる石積みになります。ぜひ訪問した際には石垣の隅を見てください。

明石城画像ギャラリー

JR明石駅のホームからもう櫓や石垣が見えているので早速写真を撮りました。

画像ギャラリー

立派な堀が駅を出てすぐに見えます。太鼓門跡の公園入り口を目指して歩きます。
城跡は一部で運動公園として色々な施設があります。
明石城の石柱が太鼓門跡の入り口にありました。
綺麗に整備された門跡と松などで雰囲気を高めてくれております。
綺麗な枡形虎口を抜けて城内に入っていきます。大きさに圧倒されます。

この石垣の向こうは堀なのですが、階段状になっている上には当時は塀があって見張櫓的なものでもあったのでしょうか。石垣がとにかくキレイに整備されているお城です。

虎口を抜けると駅から見えた櫓が見えてきました。この訪問した日は何かイベントで出店が多く出ておりました。朝早いので準備中で食べ歩きはできませんでした。
巽櫓(たつみやぐら)再建されたものですが、元々は船上城から移築されたものとのことです。
とても綺麗な石垣を櫓のすぐ下から眺められます。
当時とは整備されて違うのかもしれませんが、とにかく石垣を眺めていられるくらい単純な横一直線では無い石垣が飽きさせないお城ですね。
個人的に明石城で一番好きなアングルです。手前の巽櫓と奥に坤櫓(ひつじさるやぐら)そして石垣の迫力もあるこの場所が個人的に好きです。
櫓や天守台への最後のアプローチです。入口から普通に歩けば5分あれば来れてしまいます。
二の丸広場。奥の石垣が見えているところが三の丸。
二の丸は入れますが柵で囲われて色々と木などが植えられています。
東の丸あたりですが、整備途中なのか大きな石がごろごろとしてました。
写真では分かりづらいですが、二の丸のあたりのところから明石海峡大橋が眺められます。真ん中に見えるの棒のようなものが明石海峡大橋の主塔です。
左側が二の丸。右側の土塁にみえるところが東の丸です。
二の丸の裏側、桜堀側も歩けます。こちらもかなりの高さがある石垣が続きます。
櫓などは無いですが、裏側の桜堀側の石垣も圧巻です。ぜひここまで歩いて見ていただきたいです。
巽櫓を桜堀側からの眺めです。
分かりづらいですが右側が池のようになっている桜堀です。

天守台の脇の方にある人丸塚

櫓の間をつなぐ塀には狭間があります。
天守台です。広場になってます。

明石城情報

築 城1617年
城 主小笠原氏、本多氏、松平氏、大久保氏
住 所兵庫県明石市明石公園1-27
種 別平山城
廃 城1873年
特 徴国指定史跡、国重要文化財、市指定有形文化財
日本100名城※日本100名城スタンプはサービスセンター(公園管理事務所)にて押せます。
入場料無料
営業時間

明石城へのアクセス

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