岩櫃城(いわびつじょう)の感想
岩櫃城といえば私は真田のイメージが強いのですが、元々は斎藤氏のお城で真田幸隆(真田幸村のおじいさん)が攻め落とした城です。真田幸隆も内応者を斎藤氏のところに忍び込ませて落城させた城です。つまり実際に行ってみるととても普通に攻めて落とせる山城じゃないことがわかります。甲冑を着て攻めていくには険しすぎます。
私は甲冑着てなくても転びました笑
また、歴史的にもとても興味があるお城です。たらればの話ですが、武田勝頼は織田軍に負けて敗走し小山田氏の岩殿城へ向かう途中で裏切りに遭い自刃することになるのです。
しかし、この時に真田昌幸は武田勝頼に岩櫃城へ来るように説得していたのですね。でも勝頼はこの申し出を断り小山田氏の城へ向かうことになる訳です。
もし、真田の提案を受け入れて岩櫃城に来ていればと思わずにはいられないお城なんですね。それでもどうせ織田、徳川にやられていたでしょうと思う方も多いと思いますが、武田勝頼は1582年4月に亡くなるのですが、本能寺の変で織田信長が亡くなるのは同年6月22日。わずか3ヶ月弱なんです。
勝頼が岩櫃城で3ヶ月籠城していれば武田家は滅亡せずに済んだのではないかというロマンあるお城が岩櫃城の魅力だと私は思ってます。
岩櫃城画像ギャラリー
尾根通りと書いてありますが、当時は竪堀だったんじゃないかというくらい急です。写真ではそうは見えないですが。
しかも日があまり当たらないのでだいたい下が濡れていて滑ります。
ここも曲輪と堀があったのがうっすら写真でも割るかと思います。
この階段も結構急な階段です。雨の後は要注意です。
切岸のように人の手が入っていることがわかります。
木の生えてる角度と斜面の角度を見ていただけるとどれだけ急な山に城を建てたのか分かってもらえると思います。
二の丸跡です。
相当な深さの竪堀?が下の方まで続いている感じです。
正直どのような虎口だか現地で見てもわからないです。
登頂完了!
ただ登山ルートの中腹くらいに城があるので登山に来ている方はスルーして登って行かれます。
岩櫃城周辺おすすめグルメ情報
岩櫃城へ行ったらぜひ寄っていただきたいのが「焼肉あおぞら」です。岩櫃城へ行くなら通り道にあると言ってもいいくらい比較的近い場所にあります。
ランチならとてもリーズナブルな価格で上州牛と上州産の豚がセットになった焼肉ランチが食べられます。タイミングに寄って価格が変わるのかもしれませんが、私が訪問した際は1580円でした。
ランチでもめっちゃ人気店で外に人が並んでいるお店なので岩櫃城への登頂してお昼少し前にはあおぞらで並べるようにするのが良いかと思います。
人が並んでいる人気店だけあってお肉もとても美味しいです!岩櫃城の山城攻めの後にはぴったりのスタミナ回復料理でした。
これに写って無いですが、お味噌汁かお吸い物のお椀がセットについてました。どちらか忘れてしまいましたが・・
焼肉 あおぞら原町店へのアクセス
岩櫃城情報
築 城 | 不明 |
城 主 | 斎藤氏、真田氏 |
住 所 | 群馬県吾妻郡東吾妻町 |
種 別 | 山城 |
廃 城 | 1614年 |
特 徴 | 国指定史跡 続日本100名城※続日本100名城スタンプは平沢登山口にある観光案内所にて押せます。 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | ー |
岩櫃城(いわびつじょう)へのアクセス
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