小金城(千葉県)

小金城(千葉県)

小金城の感想

小金城は高城氏のお城で、高城氏は諸説ありますが、千葉氏の流れの家系で、原氏の家臣として活躍しこの小金城のある千葉の東葛地域を所領するようになります。
高城氏は、原氏に支えた後に、後北条氏と豊臣秀吉の戦いで北条氏が滅亡すると同時に高城氏も滅亡し小金城は1593年に廃城となりました。高城胤則は小田原城でなくなりますが、子の高城胤重が関東を徳川が収めるようになると旗本として召し抱えられたとのことです。

小金城は公園として整備されていますが、空堀や土塁など綺麗に移行が保存されており、見どころのあるお城になっています。また、小金城趾駅という流山鉄道の駅名にもなっているお城なので地元の人たちにも馴染みのある城跡なのではないかと感じました。

小金城画像ギャラリー

大谷口歴史公園という名の通り、大谷口から登った一部しか現在は残っていないのだと思われます。

階段を登って曲輪のようなところに障子堀がありました!綺麗に残っていてテンション上がります!!

結構幅が広いですが、周囲を囲むような曲輪なので帯曲輪になるのでしょうか?

帯曲輪らしきところから階段を登って頂上の曲輪へ!最後の土塁に合わせた階段の作りが土塁を残すように考えてくれていて嬉しいです!

この曲輪は本丸?ではないと思いますが、どこに当たる曲輪だったんですかね?三の丸くらいですかね。説明がないのでわからないですが、綺麗に土塁が残って城跡であることを実感できるよい公園でした!

航空写真をみるとかなり巨大な城だったことがわかります。いやー今住宅が立っている街ほとんどが城跡になるなんてすごい規模ですね!

先ほどの案内板のあった曲輪の隣にもさらに曲輪がありました。こちらには畝堀が綺麗に残されています。

今はよくわからないですが、この堀は長い堀に対して横に仕切りのように畝が作られていてその畝は粘土質の土で作られていて足を取られやすいようにされていたというのでよく作り込まれた堀だったことがわかります。

金杉口跡に降りて小金城の登城完了です!!
いやーお城として残っている面積は小さいですが、なかなか見どころの多い勉強になるお城でした!高城氏侮れませんねぇ
もっといろいろなことがわかってくると高城氏に対する思い入れも高くなりそうです。

小金城情報

築 城1537年
城 主高城氏、武田氏
住 所千葉県松戸市大谷口
種 別平山城
廃 城1593年
特 徴
入場料無料
営業時間
駐車場無し

小金城へのアクセス

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