乙子城（岡山県）

乙子城の感想

宇喜多直家スタートの城！『乙子城』です！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

個人的にはどうしても来たかった念願の乙子城を城攻めできました～♪

乙子城は、吉井川河口部東岸にあり、かつては瀬戸内海に浮かぶ大小の島と、吉備穴海といわれる内海であったため（今は埋め立てられてて跡形もありませんが・・・苦笑）、九州と関西を結ぶ物流のルートであったと予想され、また、吉井川両脇に広がる有数の穀物地帯の平野が広がっていたと思われるため、ここは物流ルートと穀物地帯を守る重要な拠点だったと想像しています。
海と接する河川（特に吉井川は広くて大きいので）は支配するのになかなか難しく、特に海賊などの襲撃には手を焼いていたと思われる危険な場所ですね。。。
浦上宗景はたぶんここに城っていうか砦を築いて守備していたと思うのですが、なかなか思い通りに行っていなくて、また、こんな危険な場所に行きたいっていう家臣もいなかったと思います。

そんな中、一度滅ぼされたが新たに浦上宗景に奉公し先の戦で手柄を立てた宇喜多直家に、宗景は都合よくこの乙子城を褒美として与えます。（どこまでも浦上宗景、及び、その家臣団たちの悪意を感じますね・・・(# ﾟДﾟ)）
宇喜多直家は乙子城をもらい受け、わずかな伴を連れて入城します。乙子城の改築・増築に取り掛かると各地にちりちりになっていたかつての宇喜多家臣が集まってきて、宇喜多直家を始め全員が寝食を共にしながら築城と結束を固めていく・・・まさに若かりし頃の宇喜多直家の武将としてのスタートの城がこの乙子城となります！！！！

若き宇喜多直家はこの乙子城で時に海賊と戦い・交渉・密約し、時には松田氏・細川氏の領土の攻め入ったりしながら、宇喜多家臣団は宇喜多直家を中心に一致団結して強固な組織集団に成長し力を蓄えていきます。

素敵な城！！！熱い想いの城！！！　それが乙子城です！！！(o^―^o)ﾆｺ

乙子城画像ギャラリー

今は埋め立てられていますが、当時は吉井川の東側に突き出した形で乙子城があったことがわかります。

さぁ～いよいよ城攻めです！山脇から急斜面を登っていきます！

石積みなのか？石垣なのか？？？ところろころで確認できますね！

中腹に到着！建物の脇をまわって天守を目指します！

ぎょへぇ～～これはつらい！！！急な階段が永遠と続きますなぁ～！！！しんどーい！

ううううううう～！てっぺんが少し見えてきたぁ～！！！！！！！

と！！！！到着～！！！！！！！！！！

ここなら確かに湾も河川も平野も見渡せて要害の場所としてはいい感じかもしれません！（今は樹木に囲まれているので見えにくいですが、写真ではなく実際の風景を見たらうなずけます！）

ここが若き宇喜多直家と宇喜多家臣団のスタートの城だと思うと感無量です！
こんな厳しい環境をはねのけた宇喜多直家にますます興味がわきました！乙子城最高！乙子城最高！(〃艸〃)ﾑﾌｯ

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