金崎古戦場(福井県)

金崎古戦場(福井県)

『金崎古戦場』は金ヶ崎城https://jh.irukamo.com/post-34170/のレポートに記載しましたが、戦国時代!織田信長が朝倉氏攻めをしているときに浅井氏に裏切られ挟み撃ちをされそうななった時に逃げ出して、織田信長の撤退を成功させるために殿(しんがり)で活躍した羽柴秀吉と徳川家康が壮絶な撤退戦を行った『金ヶ崎の退き口』の古戦場だと思っていましたが全然違いました(´;ω;`)ウッ…

南北朝時代の1336年~1337年に掛けて、金ヶ崎城に新田義貞・恒良親王・尊良親王が籠る建武政権(のちの南朝軍)と、斯波高経率いる室町幕府(足利将軍)軍の北朝軍の間で繰り広げられた戦です。

足利尊氏が入京すると、北陸落ちした恒良親王・尊良親王を奉じて新田義貞が金ヶ崎城に入城しますが、足利尊氏側の越前守斯波高経の軍勢に包囲されてしまいます。1337年になると新田義貞は金ヶ崎城を抜けだし体制を立て直し金ヶ崎城の救援に向かいますが、足利軍に足止めされてしまい、逆に足利軍は金ヶ崎城の城内に攻め込み金ヶ崎城方の城兵は兵糧攻めによる飢餓と疲労だったため次々と討ち取られる。尊良親王と新田義顕(新田義貞の嫡男)と城兵300名は金ヶ崎城に火を放ち自害し恒良親王は捕縛され、金ヶ崎城は落城する事となります。越前国を平定した足利氏は金ヶ崎城に越前国の守護代だった甲斐氏を金ヶ崎城に入城させて管理を行ったようですね。

その壮絶な戦いの場が『金崎古戦場』です( `ー´)ノ

【金崎古戦場】

お城カテゴリの最新記事