弘前城の感想
念願の桜を見に弘前城へ!行ったつもりだったのですが、今年は桜の開花が非常に早く、葉桜ですら見られないくらいさくらまつりの期間にもかかわらず桜はみられませんでした。
弘前城は現存する天守があるお城としても有名ですので天守閣を見るのを楽しみに見学していこうと思います。
まず、弘前城について説明していきます。弘前城は津軽藩の藩士、津軽氏の居城ですが一番興味深いのが、藩祖となる津軽為信(つがるためのぶ)ではないでしょうか。津軽為信は大浦為信とも名乗っており、大浦氏の出身です。久慈氏の出身との説もあります。色々な話がある為信ですが、事実としては南部氏の士族の流れでありながら謀反を起こし、当時津軽は石川氏(三戸・南部安信の弟)が治めていたが、南部氏の所領を奪い取り、為信は大浦から津軽為信と名乗るようになり、細かい経緯は省きますが、津軽藩が成立したということです。その後、260年以上に渡って津軽氏が治め廃藩置県で藩が無くなるまで守り切ります。とにかく破天荒な人間なので興味ある方は文献など読んでみてください。
その、藩祖である為信が築城を計画し、二代目の津軽信枚(つがるのぶひら)が築城したお城が弘前城になります。弘前城の天守閣は現存と先ほど書きましたが、今ある天守は築城当時のものではなく、再建された天守閣です。築城当時は5層5階の天守閣であったとのことですが、落雷で焼失し3層3階の天守閣が再建されました。
石川城画像ギャラリー
今回の弘前城の回り方はこんな感じです。
西濠です。堀が非常に広いので現在はボート乗り場として楽しめるようになっているみたいですね。
西濠をあるいて春陽橋から四の丸に入っていきます!
春陽橋からの眺めもいいですね!もう少し早く来られれば両岸に咲く桜が見られたのに・・・残念。
四の丸。屋台があったり、人が多くさくらまつりの時期は写真があまり撮れないです。
この辺りはソメイヨシノではないですが桜が咲いていました。
四の丸から賀田橋(よしたばし)を渡ると三の丸へ行けます。
ここには賀田御門という門があったようで枡形になっています。
三の丸に入ると丑寅櫓が見えます。
下に見える堀と櫓の雰囲気がとてもいい感じです!
三の丸から北の郭へ入っていきます。
北の郭と本丸は有料区域になります。320円を払って入場。
先ほど三の丸から見えていた丑寅櫓が目の前に見えます。丑寅櫓の名前の由来はお城の東北の位置にある櫓なので丑寅櫓。弘前城にはこのほかにも櫓がありますが、12支で表した方角で櫓に名前がつけられています。
子櫓跡(ねやぐらあと)とその子櫓跡から籾蔵跡(もみぐらあと)のあった広場を写して見ました。
子櫓の名前は先ほど説明した子=北にあった櫓なので子櫓になります。
本丸に到着です。
本丸から見る岩木山。男前ですね!
弘前城の天守閣に到着!
いろんな角度の弘前城天守閣。
隅石・亀石など
弘前城の歩き方(動画)
弘前城情報
築 城 | 1611年 |
城 主 | 津軽氏 |
住 所 | 青森県弘前市下白銀町1 |
種 別 | 平山城 |
廃 城 | 1871年 |
特 徴 | 国指定史跡、国重要文化財 日本100名城※日本100名城スタンプは弘前城情報館にて押せます。 |
入場料 | 本丸・北郭のみ有料 大人 :320円 小人:100円(11月24日~3月31日の期間は無料) |
営業時間 | 4月1日~11月23日 9:00~17:00(さくらまつり期間 7:00~21:00) |
駐車場 | 弘前市役所駐車場(有料 普通駐車 午前7:00~午後10:00 駐車時間30分ごとに100円 夜間駐車 午後10:00~午前7:00 550円 ※ 最初の1時間無料) |
弘前城へのアクセス
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