桑名城の感想
三重県桑名市の城跡、桑名城へ行ってきました。現在は九華公園となっております。
桑名城といえば徳川四天王の一人である本多忠勝のお城のイメージが強いお城です。
そんな桑名城ですが、現在桑名城がある場所は元々、東城というお城があった場所と言われており、この東城を築城したのは伊藤武左衛門実房(いとうぶざえもんさねふさ)と言われております。実房は関東からこの地に来て1513年に城館を建てたのが桑名市の始まりと言われています。伊藤氏は織田信長、豊臣秀吉に仕えた武将(土豪)で最後は一般の侍となり町年寄りとなったとのことです。桑名市南魚町35番地の仏眼院の墓地に実房と息子の実倫(さねのり)二人のお墓があり桑名市の指定文化財となっております。その後、滝川一益など様々な城主が入れ替わり入城し、関ヶ原後の1601年に本多忠勝が徳川家康より千葉県の上総大多喜城から移封されて入城してきます。本多忠勝は10万石の所領をもらい、初代桑名藩の藩主でもあります。本多忠勝は現在の遺構にもなっている桑名城の築城を行い、揖斐川沿いで水路交通の要衝でもあったため船着場を整備し、城下町を作り桑名の発展に大きく寄与しました。本多忠勝は1610年に桑名にてその生涯を閉じています。
本多忠勝が築城した当時は四重六階の天守閣があったのですが、1701年に火事により消失しそれ以降は再建されなかったとのことです。
桑名城の歩き方(動画)
桑名城画像ギャラリー
本多忠勝公の像
桑名城図(古図)
国立国会図書館WEBサイトより転載
現在の九華公園(桑名城)
左:三の丸堀、右:吉之丸堀
二の丸の橋〜二の丸〜本丸への橋〜朝日丸(現グラウンド)
辰巳櫓跡
本丸〜鎮国守国神社
刻印石の説明
桑名城情報
築 城 | 1601年 |
城 主 | 本多忠勝、松平氏 |
住 所 | 三重県桑名市吉之丸5−1 |
種 別 | 平城(水城) |
廃 城 | 1873年 |
特 徴 | 県指定史跡 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | – |
駐車場 | 九華公園の柿安コミュニティパーク駐車場 有料:普通車250円(1日) 大型車1,010円(1日) 自動二輪120円(1日) |
桑名城へのアクセス
桑名城レビュー
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