真里谷城（千葉県）

真里谷城の感想

真里谷（まりやつ）城は千葉県木更津市にあるお城ですが海側ではなく山側に築城されており、下総国と上総国のちょうど間に位置する標高162ｍの山に築かれた大規模な山城です。
真里谷城は、真里谷武田氏（上総武田氏・真里谷氏）の居城であり、当初は上総国に進出するための重要拠点として真里谷武田信長（なんだかややこしいですねぇ～苦笑）が築城したのが始まりとなっており、真里谷城を拠点として上総国一帯に勢力を広げ、真里谷武田氏の政治や軍事的拠点としての役割を果たしていたらしいです。

武田の名の通り武田氏の流れを組むようで、整理をすると有名なのが甲斐武田・若狭武田氏・安芸武田氏が存在し、そこからの流れで上総武田・因幡武田・常陸武田の流れとなるようで、真里谷武田は甲斐→上総→真里谷の流れを組んでいるようです。武田一族は日本中に力を持っていた事がわかりますね。

真里谷武田氏は勢力が大きくなると一族での抗争を繰り返し、小弓公方足利義明や里見義堯、後北条氏などの入り組んだ介入があり内紛の末に真里谷武田氏は歴史の表舞台から消えていくことになります。

真里谷城は現在『木更津市立少年自然の家キャンプ場』となっています。

真里谷城画像ギャラリー

キャンプ場の営業が終了し駐車場が使えないようになっていたのですが、近くの道路わきにクルマを置いて歩いて頂上付近の真里谷城を目指します。

鉄の策がありましたが横から入ります

真里谷城に到着です！

城内には『城山神社』があり、その周りは高い土塁が築かれています。

急勾配なのでロープを使い物見台や千畳敷のあった場所へ向かいます。

真里谷城は千畳敷と呼ばれる巨大な長方形の主郭を中心としてあったことがわかります。周りには高い土塁で固められててなかなかの迫力ですが・・・・今はグランドになっています。

真里谷城情報

真里谷城へのアクセス

真里谷城レビュー

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