長篠城(愛知県)

長篠城の感想

とても有名な城ですね!歴史のターニングポイント!トリガーとなる時代の重要な城です。

『長篠城』です!!!!!

長篠城は菅沼氏が築城したといわれ、主に松平氏の居城としていました。
長篠城は豊川と宇連川が合流する天然の要害を要し、信濃国・遠江国・三河国への街道に繋がる交通の要所でもある重要な城だったことがわかります。
武田信玄が西上作戦を実施、長篠城もその勢いに呑まれていき当時城主であった菅沼正貞は武田方の圧力に屈してしまいます。しかし、野田城で武田信玄が狙撃され武田軍は甲斐に引き戻ることになると、武田の脅威を一度排除した徳川家康は長篠城を取り戻しに行動に移し、長篠城の菅沼正貞は徳川家康に長篠城を奪い取られてしまい、二度と長篠城に返り咲くことは無くなってしまいました。長篠城には奥平信昌を入れ武田の再来に備え長篠城を拡張・防衛策を強化し現在の城になったと云われています。

3年後・・・信玄の跡を継いた武田勝頼が1万5千の大軍を引き連れて長篠城を包囲し長篠城の奪還を狙った。長篠城には500人の寡兵であったが200丁の鉄砲を準備し天然の要害を活かしよく城を防いでいたが籠城が続くためどんどん逆境に追い詰められていた様です。織田・徳川の連合軍の応援を待っていた城側は5/14の夜、城側から鳥居強右衛門(とりいすねえもん)が川に潜り泳いで65㎞離れた岡崎城まで援軍の要請を行いきます。鳥居強右衛門が岡崎城に着いた時には、岡崎城にはすでに織田軍3万と徳川軍8千が援軍のため出撃する態勢だった。
鳥居強右衛門は長篠城の仲間に援軍到着を知らせるために直ぐに長篠城を目指し戻りますが、途中、武田軍に城の手前で見つかってしまい捕えられてしまいます。
捕えられた鳥居強右衛門は武田軍の厳しい尋問に臆せず、自分が長篠城の使いであること、織田・徳川の援軍がもうじき到着すことを堂々と語った。武田勝頼はその豪胆さに感心し『長篠城に援軍は来ない。だから城を明け渡せと伝えたら命は助け所領も与える』と要求したが、鳥居強右衛門は城に向かった『援軍は来るぞ!』っと叫んだためその場で磔にされ殺されてしまいます。
援軍到着に沸いた長篠城は援軍が到着する二日間、最後まで籠城をやりきり城を守り抜いたようです。
その後は・・・武田軍は長篠城の包囲を解いて織田・徳川連合との決戦に向かうため、あの歴史的に有名な『長篠・設楽原の戦い』に展開することとなります。

長篠城画像ギャラリー

長篠城です! 豊川と宇連川が合流する川を天然の堀とした堅固な城の風景がよくわかります。
定番の場所から撮影してみました。(〃艸〃)

反対側にまわり長篠城の城攻めを開始します。

長篠城が包囲されていた時の状況などの説明がありその後ろの建物は資料館だと思います。

さぁ~いよいよ長篠城攻めです♪ 当然ですが城の規模は非常に大きいと思いますが、ほぼ中心部から城攻めが出来ます!

現在の長篠城は、10ヶ所の土塁と、5つの堀跡、4つの曲輪、主郭によって構成されていますなぁ~
先ずは大きな堀跡!土塁の高さもありきっちりとした防御を見せていますね!

城内に突撃♪♪♪

土塁の上に登っちゃうぞ!!!!

土塁の上から先程の堀を眺めるとなかなかの高さがありますね!昔は水を張っていたんだろうしね!

城の脇にはJR飯田線が走っています。ここから見ると何もない感じがしますが、線路の向こうにも『野牛曲輪』『2つの土塁』『1つの堀』『見晴らし台』があるみたいですね。

そして線路の向こうが側は武田軍が抑える武田軍五砦(ごさい)があり、徳川軍は長篠城を救済のためにこの五砦に激しく襲い掛かったようですね!

主郭をぐるりと・・・やっぱり広いですね!

長篠城がわから見えた、『鳥居強右衛門(とりいすねえもん)の磔地』が見えます。
ここ長篠城から豊川を挟んだ対岸で『逆さ磔』されて、見せしめに串刺し(公開処刑)されました!
城兵は・・・本当に悔しかったでしょうね・・・(´;ω;`)ウゥゥ

見えますかね???向こう側・・・わかりますかぁ???

長篠城の本丸です!城内にも川が流れており水の確保は大丈夫だったんだと思います。

長篠城情報

築 城1508年
城 主菅沼氏、奥平氏
住 所愛知県新城市長篠市場22ー1
種 別平城
廃 城1576年
特 徴国指定史跡
日本100名城※日本100名城スタンプは長篠城址史跡保存館(1階自動販売機の横の館外に設置)にて押せます。
入場料長篠城址史跡保存館 一般個人 :220円 小中学生個人:100円
(設楽原歴史資料館との共通入館券 一般個人 :440円 小中学生個人:150円)
営業時間長篠城址史跡保存館
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:通常毎週火曜日(火曜日が休日の場合は次の平日が休館) 年末年始(12月29日から1月3日)
駐車場有り(長篠城址史跡保存館:無料)

長篠城へのアクセス

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