与板城の感想
本与板城から南に歩いて40分ほど、約3㎞の場所に与坂(よいた)城があります。
行ってみるまで勘違いしていたのですが、与板城から新たに本与板城を築いて移ったのだと勝手に思っていましたが、実際は本与板城から新たに与板城を築いて直江一族は移ったんだそうです。だから(?)本与板(ほんよいた→もとよいた)城と呼ぶみたいですね~((´∀`*))
与板城は直江景綱(お船の方の父親)が本与板城から移るために築いた城で、男子のいなかった景綱は長尾氏の長尾藤九郎をお船の婿として迎え直江信綱と名乗らせた。それ以降直江氏の居城となる。
直江信綱が春日山城で家臣同士の口論の末殺害された後は、同族であった樋口兼続がお船と再婚し直江兼続と名乗り与坂城を居城としたようですね。
与板城は南北に広がった尾根を利用した山城で南側には千人溜という広い平地が形成されていて、三の郭と千人溜の間には三重の堀があったり、二の郭までには土塁・空堀も作られています。実城(主郭)の他にも大濠や兵溜、狼煙台や弓場・射撃場などもあるようです。竪堀も要所で確認が出来て本与板城よりはとても堅固な城構えだと感じました。
与板城も本与板城同様に駐車場が完備されていてとても便利です!
が・・・主道路からキャンプ場の方に入り共有の駐車場のため与板城から離れています。
健康のためにも安全のためにも指定されている駐車場にクルマを停めてから歩きましょう♪((´∀`*))
与板城画像ギャラリー
与板城は看板が立っておりとても分かり(発見し)やすいです。
法立寺の右側から与板城に入れます
いざ!城攻めです!!!
早速、竪堀を発見!
やっぱり写真だとわかり辛い・・・・悩
堀切発見!!!
やっぱりわかり辛い・・・・悩
門跡発見!
実城まで100m!ここからはひと段階高い場所に築かれています
グイグイ行くとまた案内があり、大手口方面からも来れたんですね。
俺はおせん清水方面から登ってきました。
実城側にどんどん攻め込んでいくと・・・ついに到着です!
全体像はこの看板です♪
実城(本丸)は土塁に囲まれていた様で外からは見えない工夫がされていますね。
実城(本丸)から二の郭に攻め込んでみました!間には深い堀切が!!!
実城(本丸)→二の郭動画
二の郭もしっかりしていますね。ある程度の広さがあります!
本城(本丸)をしっかり守る役目があるんでしょうね。
二の郭→堀切→三の郭動画
三の郭も二の郭と変わらずなかなかしっかりしていますねぇ~
広さもあるし尾根を使った構造です。
三の郭→二の郭→実城(本丸)方面に行くと高さがよくわかりますね。
二の郭→実城(本丸)の間の堀切から近道して帰りました((´∀`))ケラケラ
大満足でした(^▽^)/
おせん清水
【スポット】
与板城内には『おせん清水』という場所がありました。
『おせん』とは直江兼続の奥さんの『お船』だと思われます。
『清水』ってことはこの辺でキレイな水が湧いていたんでしょうね。
お船はここで上杉家の方々にお茶を振舞ったようですね。
この下に『おせん清水』があるようですね。
与板城情報
築 城 | 不明(1573年から1592年の間) |
城 主 | 直江氏 |
住 所 | 新潟県長岡市与板町与板乙835 |
種 別 | 山城 |
廃 城 | 1598年 |
特 徴 | 県指定史跡 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | – |
駐車場 | 有 |
与板城へのアクセス
与板城レビュー
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