高山城(広島県)

高山城の感想

高山城は相模国早河荘に所領を持っていた土肥実平が、安芸国沼田荘に地頭として入部したことに始まるり、早河荘からの地名から『小早川』と名乗ったのが始まりとされたと云われています。
1206年に小早川茂平が高山城を築き居城としたとされ、後に茂平の三男、小早川雅平が沼田荘を引き継ぎ本家筋とし、四男の小早川政景が都宇竹原荘へ移り住み分家として木村城を築いたとされています。のちに本家の『沼田小早川氏』分家の『竹原小早川氏』として、安芸国の沼田~竹原の領土や瀬戸内海に勢力を伸ばす水軍などを編成し有力な国人衆として発展していきます。その後、毛利元就の三男隆景が分家の竹原小早川家の養子に入り、後に沼田小早川家も統一し小早川家の本家を継ぎ高山城に入城しますが、沼田川をはさんで向かいにあった城を改修し築城し直し『新高山城(にいたかやまじょう)』とし本家の居城を移しました。そういったことから、高山城は『妻高山城』『古高山城』とも呼ばれるようになったんじゃないかなぁ~???って思います。

高山城は沼田川東岸の標高198mの山頂に築かれていが、山中にある『馬場』という広い場所を挟んで向かいの山頂にも大小いれて14か所の曲輪と出丸を備えており、高山城の案内板によると『九曲輪と多くの出丸を持ち、中央の低地(たぶんこれが馬場)を挟んで二つの連郭式縄張の山城である。』と記載されており、『高さは191m、広さ41万㎡となり全国でも五本の指に入る規模』だそうです!?(。◕ˇдˇ​◕。)/
凄い!!!!そんな大規模な城がこの安芸国(広島)にあるなんて驚きました~( ゚Д゚)

今回は『召おとし』『北の丸』『二の丸』『本丸』しか攻め落とせれませんでしたが、次回は『扇の丸』『南の丸』『出丸などなど』『イワオ丸』『高野丸』『太鼓丸』『西の丸』など見どころが沢山あったので攻め落としに行きたいとリベンジを誓いたいと思います!!!(`・ω・´)ゞ

高山城画像ギャラリー

少し細い農道を上っていくと高山城の入口があり整備されています。数台ですがクルマを停める場所もあります。

上記に記載しましたが、非常に広大な山城なのがわかります。
小早川氏は古くから毛利家と行動を共にしていきますが、その度に周りの国人衆や巨大勢力の尼子氏に攻められたりしますが幾度となく跳ね返しています!小早川氏もかなりの勢力をもった国人衆だったと云うのが高山城を見ているとわかりますね。

いざ!!!高山城に攻め込みます(=゚ω゚)ノ

この辺一帯(瀬戸内海の島も含みます)の特徴なのか、山の中には岩肌がむき出しになった山が多く(個人的に思っています)、高山城も岩肌を随所に持った山城なんだと思われます。

枯葉が凄く、足元が全くわからないほどでした。たぶんですが枯葉の下には多くの石や石積みか石垣なのか崩れた岩がゴロゴロしていたんだと思われ、歩くたびにひっくり返りそうになり、なかなかのトラップに四苦八苦していました~(´;ω;`)ウゥゥ
何かしらの石積み、通路?要所?でもあったのですかね???

山道脇の崖はかなり厳しく天然の要害ですねぇぇぇ~♪

時より見せる『岩』『石積み』はなかなかの迫力があるなぁ~って個人的には感じますね(^▽^)/

お!!!少し開けて(明るく)なってきました!『召おとし』を抜けて『北の丸』と『二の丸』まで攻め込めたのかもしれません!?(o^―^o)ニコ

最後のうねり(山道のカーブ)を抜けたたら!『北の丸』と『二の丸』の間(空堀なのかな?それとも土塁と土塁の間なのかなぁ?)に出てきました!

先ずは『北の丸』を攻めてみます!( `ー´)ノ

『北の丸跡』です(‘◇’)ゞ 案内板は朽ち果てていましたが・・・苦笑
北の丸はなかなかデカいです!重臣たちの詰所として使っていたんでしょうか???

続いて北の丸から二の丸へ進んでみます♪(=゚ω゚)ノ♪

二の丸の手前には人工的に作られた小さな土塁が確認できますね。

【動画】北の丸〜二の丸

たわいもない動画ですが、北の丸から二の丸に移動してみました!((´∀`*))ヶラヶラ

二の丸です!(`・ω・´)ゞ

続いて!二の丸から本丸に攻め込んでみます!(*`艸´)ウシシシ!!!

【動画】二の丸から本丸

 そんな動画をどうぞ!!!!二の丸から本丸への移動!!!

本丸に到着です♪

本丸の反対側から見た本丸です♪

【動画】本丸(反対側)

最後に本丸の反対側からの動画をどうぞ♪(本丸の周りの帯曲輪なのかなぁ~?)

高山城情報

築 城1206年
城 主小早川氏
住 所広島県三原市高坂町
種 別山城
廃 城1552年
特 徴国指定史跡
入場料無料
営業時間
駐車場有り(無料)

高山城へのアクセス

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