佐和山城（滋賀県）

佐和山城の感想

石田三成のお城、佐和山城へ行ってきました。ただ、訪問した時が非常に天気が悪かったためなのか、駐車場が閉鎖されており車を停めることができず登頂することができませんでした。下から眺めることしかできなかったのが残念です。
関ヶ原の天下分け目の戦いで徳川家康と対峙した武将のお城としては今の状況は少し寂しい感じですが、今でも遺構など保存してくれていることに感謝ですね。
築城は近江の守護だった佐々木氏と言われており、鎌倉時代初期からあるお城のとのことです。
石田三成が城主の時代には五層の天守があったと言われており、とても立派なお城だったそうです。ただ、お城の中はさすが三成というべきで、真面目さゆえ装飾や煌びやかなものは何もない城内だったと記されていたりもします。その三成ですが、自身はあまりお城にいることはなく、実際に佐和山城を守っていたのは三成の父、正継でした。関ヶ原後、石田三成が亡くなったあとは井伊直政が城主として入りますが、徳川天下の時代に山城が使いづらかったのだろうと思いますが、彦根城を築城したことにより佐和山城は廃城となります。彦根城は現存天守の国宝として現在でもものすごい人気がありますが、佐和山城は名前すら知らない人が多いのでは無いでしょうか。さみしいですね。
次回訪問時は山頂まで登って当時の天守閣から見えたであろう風景を見たいと思います。

佐和山城画像ギャラリー

この天守閣のジオラマみたいなものは、地元の彦根商工会議所青年部が彦根城400年祭の記念事業プロジェクトとして造り寄贈したとのことです。非常によくできてますね！
いつか復元天守として山頂に実寸でできたら最高ですね。

佐和山城情報

佐和山城（さわやまじょう）へのアクセス

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