竹中氏陣屋跡の感想
ここは竹中半兵衛の息子竹中重門が築いた陣屋ですが、岩手城とも呼ばれ現在は門だけですが、水堀などで囲われてお城のような作りになっていたようです。城ではなく陣屋の理由は5000石で旗本だったため、大名(1万石以上)ではないので陣屋と呼ばれているとのことです。
現在見学できるところは櫓門のみで中に入れますが、門の周囲のみ。理由は陣屋跡は現在小学校になっているためです。しかも現在はこの門が小学校の門として使われていて、岩手小学校の生徒はこの門をくぐって通っているということです。
陣屋のすぐ向かいが無料の駐車場になっていて小学校ではあるのですが、観光客が来ることも想定してくれているのでとても嬉しいです。
ちなみにここに立っている銅像はこの陣屋を築いた重門ではなく半兵衛(重治)が立っています。残念ながら事実としてはこのお城は半兵衛が亡くなってから建てられているので半兵衛がここにいたことはありません。
範囲としては小さくはありますが、崩れている石垣なども含め、当時使われていた土塁や石のままであろうことが伝わってくる歴史を感じる場所でした。
竹中氏陣屋跡画像ギャラリー
野面積みの石垣が当時のままではないかという何とも言えない古さ(良い意味です。)があって石垣が崩れているのが少し残念ですが、土塁の中が見えていると思うとプラスな気もしてきます。
銅像も説明板も含めて半兵衛です。城主であった重門は・・・
堀もわずかですが水もある状態で残してくれています。
櫓門を内側から撮影。年季を感じる門ですが造りもよくわかり扉の礎石など味がありました。
半兵衛の後ろ姿を。顔出しの看板の後ろが残念ですが、半兵衛の後ろ姿はかっこよかったです。ぜひ櫓に登って皆さんも後ろ姿を見てください。
御城印は岩手地区まちづくりセンターで300円で購入できます。
竹中氏陣屋跡情報
築 城 | 1608年 |
城 主 | 竹中氏 |
住 所 | 岐阜県不破郡垂井町岩手 |
種 別 | 平城 |
廃 城 | 不明 |
特 徴 | 県指定史跡、県指定文化財 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | ー |
駐車場 | 有り(無料) |
竹中氏陣屋跡へのアクセス
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