遠江小山城(静岡県)

遠江小山城(静岡県)

遠江小山城の感想

小山城へ行ってきました!小山城は他の地域にもあるためこのサイトでは遠江小山城とさせていただきます。遠江小山城は武田信玄が今川氏が滅びた後、三河の徳川家康と遠江の領有を争った際に天神山城と合わせて武田側の重要拠点となったお城です。
現在は能満寺山公園となっており、お寺の一部となっております。遠くからでも天守閣が目立つお城ですが、当時天守閣のあったお城ではありません。天守閣は展望台となっており、武田氏ゆかりのものなどが展示されている様ですが、朝7時くらいに行ってしまったので開いていませんでした。流石に2時間は待っていられないので次回訪問の際に天守閣の中に入りたいと思います。
武田信玄は三日月堀が好きだったのかこの遠江小山城にも三日月堀があります。前回投稿した田中城にも三日月堀がありました。ちなみに新府城にも三日月堀があります。武田信玄といえば馬出しの曲輪を作る印象がありますが、三日月堀も武田氏の特徴なのかなと思いました。
三重堀になっているのも面白いお城なのでぜひ訪問してみてください。

遠江小山城画像ギャラリー

能満寺公園案内図

駐車場に能満寺公園の案内図がありました。定期的に楽市が開催されているみたいです。行かれるなら毎月第1日曜日が狙い目かもしれないです。どんなものが売っている市なのか興味が湧いてきます。

麓の駐車場からでも天守閣が目立ちますね!それではあの天守閣目指して歩いていきます!

能満寺〜登城ルート

道路を渡り、お寺の門をくぐって進んでいきます。

天守閣までの案内と小山城についての説明が途中にありました。ちなみにマムシ注意の看板も立っていて、自分が登っている際にも途中で遭遇しましたので行かれる方はご注意ください。

階段は登れない様に立ち入り禁止になっています。画像で見るより急な階段なので危なくて立ち入り禁止にしているのだと思います。なので右手の回り道の方へ進んでいきます。

立ち入り禁止の階段の上側まで登ってきました。写せなかったですが、このあたりでマムシと遭遇。ちょっと焦りましたが、草むらへ逃げていってくれました。

天守閣が木の間から見えてきました。あと少し。

到着しました。現在は広場として整備されているますが、当時の曲輪かどうかは説明がなかったのでわかりませんでした。

天守閣の手前に橋が架けられていて、堀になっていました。

三日月堀

三日月堀が復元されていました。カーブして堀が掘られているのがわかるかと思います。

天守閣

なかなかかっこいい天守閣ですね!下から見えていた天守閣に到着!営業時間にくれば中に入ることができます。

三重堀

わかりづらいですが、三重堀になります。天守閣の前の堀も当時のものであれば四重堀になっている様に見えますね。

供養等・勘助の井戸跡

井戸跡がよくわかりませんでしたが、供養等がありました。たぶん話に尾ひれがついているとは思いますが、小山城が攻められて城を捨てて逃げる際に女子供は大井川の激流を渡るのは難しいとして、足手纏いにならないようにこの勘助の井戸に身を投げたという伝説があるそうです。井戸にそんなに何人も身を投げても・・・と思いますので、実際には身を投げたのは一人かそのような女子供たちが自分達を捨てて逃げてくれという話があったのではないかと個人的には思っています。また、「勘助の井戸」は山本勘助と関係がありそうですが、由来などはわかりませんでした。

勘助の井戸側の出入り口からの景色。
これで遠江小山城の登城完了です!

遠江小山城情報

築 城1571年
城 主大熊氏
住 所静岡県榛原郡吉田町片岡2519−1
種 別平山城
廃 城1582年
特 徴町指定史跡
入場料無料
天守閣入場料:大人200円 小人100円
営業時間9:00から16:30(※入場は16:00まで)
駐車場有り(無料)

遠江小山城へのアクセス

遠江小山城レビュー

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