桑折城/鶴館(宮城県)

桑折城/鶴館(宮城県)

桑折城/鶴館の感想

桑折(こおり)城は、鳴瀬川南岸に沿って東西に伸びる丘陵に築かれていて、城の麓を街道が通る交通の要衝の地で重要な拠点だったんだと思われます。桑折城の築城はいつだかわかっていませんが、大崎氏の四家老であった渋谷相模守が居城としていた城で、政庁というよりは軍事的な色彩が非常に強い要塞だった様です。

1588年に大崎合戦で大崎氏と伊達氏が争った際は、大崎氏の本城だった中新田城へ攻め込んだ伊達軍でしたが、大崎方の猛反撃と大雪に阻まれて敗走してしまいます。その撤退ルートに立ちふさがったのが桑折城だった様ですね!この合戦において渋谷相模守の甥である黒川晴氏は、当初、伊達軍側に付いていましたが裏切り大崎氏の中新田城を守るべく桑折城に入城していました。大崎氏の中新田城へ攻め込んだ伊達軍でしたが、大崎方の猛反撃と大雪に阻まれて敗走しはじめると、伊達方についていたはずの黒川晴氏が、この桑折城から突如大崎方に寝返り(って伊達軍側には見えたでしょうね・・・)ます。大雪で足止めされた伊達軍を前後から挟み撃ちにして壊滅的な打撃を与え、伊達政宗に大敗を舐めさせました。結果、黒川晴氏は伊達軍を撃退し大崎氏優位で和議が成立させました( `ー´)ノ

1590年に豊臣秀吉の奥羽仕置において大崎氏の所領は没収となり、同時に桑折城も廃城となってしまったようですね・・・なかなかもったいないぐらいの山城でした(; ・`д・´)

現在の桑折城は『館山公園』として整備されています。派手な天守や石垣はありませんが、山肌を大きく削り取った大堀切(深いくぼみ)や土塁(土の壁)、曲輪(平坦地)などの土木遺構がリアルに残っており、中世山城の生々しい雰囲気を体感でき!なかなか迫力のある山城で大満足でした!(ただ!入口がわからずに諦めそうにもなりました(´;ω;`)ウッ…)

桑折城画像ギャラリー

桑折城への入口は複数あるんだろうけど、我々はなかなか発見できずとある施設(公民館???かなぁぁぁ???)の駐車場を抜けたところから桑折城(館山公園)への入口を発見できました♪

土塁

なかなかの土塁ですな・・・・

夏場の山城攻めは・・・草木が元気で辛い!!!((+_+))

切岸

結構~迫力のある構造物ですねぇ~

竪堀

桑折城は標高約60mの山城です! 迫力もありコンパクトでもあり!面白いですね!

尾根にある曲輪に到着しました♪

本丸

本丸に到着ですヾ(≧▽≦)ノ

切岸

桑折城の標柱がある南側はかなり急斜面の切岸が設けられていました!

桑折城/鶴館情報

築 城不明
城 主渋谷氏
住 所宮城県大崎市三本木桑折蛇沼山20
種 別平山城
廃 城1591年
特 徴
入場料無料
営業時間
駐車場有り(無料)

桑折城/鶴館へのアクセス

桑折城/鶴館レビュー

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